MT4におけるフォワードテストの立ち位置

前回はバックテストについて書きましたが、今回はその逆でフォワードテストについて紹介していきます。
そもそもフォワードテストとは、現在進行形でEAを稼働させることです。

稼働させることで、FX取引においてEAの成績を確認することが出来ます。
ですが、このフォワードテストを行う方は、EAの開発者か、EAを販売もしくは配布している人たちです。

ほとんどの人はEAを購入されるので、あまり関係のないことかもしれないですね。
でもバックテストとフォワードテストについて知っておくことで、EA購入にあたりとても役に立ちます。

バックテストと違いフォワードテストのいいところは誤魔化すことが出来ないところにあります。

実は、バックテストの成績やグラフは最高値に近いものを作り出すことが出来るのです。
それは、テスト環境において数字を調節して結果を出すことが出来るからです。

なので、EA購入する際はバックテストの結果だけでなく、フォワードテストの結果があるのかをしっかりと確認することが必要になってきます。

ではなぜフォワードテストは誤魔化すことが出来ない理由としては、現在のレートで稼働しているということです。
リアルタイムでのテストということですので、雇用統計や要人発言によってチャートが動けば成績に影響が出てきます。

そういった進行形でのテストとなるので信頼の出来る結果となると考えられています。

EA購入の際はこのことに気を付けるといいですね。
ただ、フォワードテスト期間があまりにも短い場合は注意が必要ですので、自己責任でしっかりと見極めましょう。

また購入したEAを自身でフォワードテストを行う場合は、デモ口座で行うことを推奨します。
リアル口座で試す場合は少額の資金で行いましょう。
いきなり高額で行うと思わぬ結果になってしまうかもしれないです。

FX取引において利益を上げることもあれば、損失を出すこともあります。
しっかりと見極めることが大事になります。

 
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