商号:FOREX EXCHANGE株式会社
登録番号:金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第293号
連絡先:0120-555-729 【受付時間】10:00~17:00(土・日・祝日を除く)
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 一般社団法人日本投資顧問業協会

店頭デリバティブ取引の一般的なリスクについて

1,為替変動リスク

外国為替市場では、24時間常に為替レートが変動しております。為替レートの変動は各国の経済、社会情勢等により急激な変動となることがあります。為替レートの変動がお客様の予想と一致しなかった場合には、為替差損が発生します。また、相場の急変時には、ロスカット取引や反対売買による決済の取引が成立し難い状況が発生する、あるいは為替レートがお客様にとって大きく不利な水準に変化することにより、その損失がお客様の当社に預託した金額以上となる可能性があります。

2,流動性リスク

外国為替市場には値幅制限がなく、特別な通貨管理が行われていない日本円を含む主要国通貨の場合、通常高い流動性を持っています。しかし、主要国での祝日や、マーケットクローズ間際・週明けのマーケットオープンにおける取引、あるいは普段から流動性の低い通貨でのお取引は、当社の通常の営業時間帯であっても、マーケットの状況によっては、レートの提示が困難になる場合もあります。また、天変地異、戦争、政変、為替管理政策の変更、ストライキ等の特殊な状況下で特定の通貨のお取引が困難または不可能となるおそれもあります。こうした状況下では、お取引が一定期間、不可能となる可能性があります。

3,金利変動リスク

本取引は、通貨の取引に加え当該通貨の金利の交換も行われることから金利差の調整分としてスワップポイントの受払いが発生します。スワップポイントは、各国の景気や政策等の様々な要因による金利情勢を反映した市場金利の変化に応じて日々変化します。そのため、その時々の金利水準によってスワップポイントの受取りまたは支払いの金額が変動したり、場合によっては受払いの方向が逆転する可能性もあります。また、これに伴い追加の資金が必要となることや、ロスカット値が近くなる可能性もあります。

4,レバレッジ効果によるリスク

本取引は、レバレッジ効果(てこの作用)により比較的少額の証拠金を差し入れることで、証拠金の何倍もの取引が可能となっています。このため、少額の証拠金によりわずかな為替レートの変動で大きな利益を得ることが可能ですが、反対に、証拠金を超える大きな損失を被る可能性もあります。

5,信用リスク

弊社の提供する本取引はお客様と当社との相対取引であり、取引所取引ではありません。このため、当社の信用状況によってはお客様が損失を被る可能性があります。また、本取引では、当社がカバー取引を行えなかった場合には、お客様の取引も不可能になる可能性があります。さらに、その際に相場が急激に変動した場合には、ロスカットルールがあっても、証拠金の額を上回る損失が生じる可能性があります。

6,スリッページリスク

外国為替レートの変動により注文価格と約定価格にずれ(スリッページ)が発生し、実際の約定価格が取引画面の提示レートまたはお客様の指定した外国為替レートとは同一にならない場合があります。特に大きな数量の注文の場合、当社のカバー取引の実現性により、不利なレートで約定する可能性が高くなるとともに取引自体が未約定となる可能性があります。

7,ロスカットに関するリスク

本取引は、証拠金維持率が75%を下回った時点で、お客様の保有する全建玉を強制的に決済します。原則として維持率が75%を下回った時にお客様に配信している価格で執行致しますが、ロスカット注文や他の注文が殺到した場合、約定処理に時間を要す場合があり、かかる注文については、約定を優先させる取引であるため、カバー先からの配信レートの中から約定の可能性が高いと考えられるレートを選択し適用致します。そのため、本来執行するべきレートよりもお客様にとって不利なレートで約定することや、当社レート履歴に記載のないレートで約定する場合があります。また、証拠金維持率が 75%を下回る時点で、有効なレートが配信されていない場合など、有効なレートが配信されるまでロスカット処理に時間を要し、実際にロスカットが行われた場合には、お客様の意図しない損失が発生する可能性があり、またその場合、お客様が預け入れた証拠金の額を上回る損失が生じる可能性があります。

8,電子(オンライン)取引に関するリスク

電子(オンライン)取引の場合、注文の受付に人手を介さないため、お客様が売買注文の入力を誤った場合、意図した注文が約定しない、あるいは意図しない注文が約定する可能性があります。また、当社もしくはお客様の通信機器、通信回線、システム機器等の故障・障害等により、一時的または一定期間に亘って取引が出来ない、或いは注文が遅延や拒絶される可能性があります。更に、電子認証に用いられるログインID・パスワード等の情報が、窃盗・盗聴等により洩れた場合、その情報を第三者が悪用する事でお客様に何らかの損失が発生する可能性があります。

9,税制及び制度変更のリスク

将来、店頭デリバティブ取引に係る税制および関連法規の変更等により、お客様が従来行っている取引条件よりも不利な条件でのお取引となる可能性があります。

10,その他注意点

(1)システム売買をご利用の際は、万一当社のシステム障害が発生した場合でも注文プログラムの執行などに関して責任を負いかねますことを予めご了承下さい。又、お客様自らプログラミングを行った上、並びにプログラミングを行っていない自動売買ソフトを利用するにあたり、それらで発生する不測の障害やリスクが生じる可能性があります。それらで生じた一切の損害について、当社が責任を負わないことを予めご了承下さい。

(2)店頭デリバティブ取引等各種取引や市場における取引参加者等で構成されている自主規制団体が定めた倫理・行動規範等では、電子取引の特性または制御不可能な事象(実際の市場と乖離した提示価格の出現等)を悪用した取引で不当な利益を得る操作又は取引を行うことを禁じております。当社としてはお客様に対してもこの倫理・行動規範の遵守をお願い申し上げます。

(3)上記に関連して、当カバー先金融機関より当社に提供された取引価格並びに情報データの不正確または誤り(バッドティックまたはバグデータ)の発生を理由とした当該価格またはデータに基づく約定成立は、価格訂正または約定が取り消される場合がございます。この場合、当該約定の価格変更または約定取り消しによるお客様の損失または機会利益の逸失が生じる可能性があります。

※上記に記載したリスクは、店頭デリバティブ取引に伴う一般的なリスクであり、お取引で生じるすべてのリスクを網羅したものではありません。