円高
日本の通貨である円が、他の外国通貨に対して価値が上昇(高くなる)することです。
対ドルで表してみると、
1ドル=150円から1ドル=149円になると、円高ドル安といいます。
これは、ドルの価値が安くなったため、円の価値が高くなったので円高と表します。
また逆の時はドルの価値が高くなり、円の価値が安くなるので円安と表します。
テレビのニュースなどで「ドルに対して円高です」といっていたら、1ドルあたりの円が下がったと思ってください。
逆に「円安の傾向があります」と言っていたら1ドルあたりの円が高くなったと認識しましょう。
別の言い方をするのであれば、
150円で買えたものが140円で買えるということは、円の価値が上がっているからと考えられるので、円高と表します。
輸入商材を扱う方は円高だと、安く商品を仕入れることが出来ますが、
輸出している方は利益が少なくなってしまいます。
FXでは常に通貨の価格が変動します。
その変動したレートによって損益が出るものです。
2011年の東日本大震災の時、一気に円安になりました。
この時は、福島第一原発の事故などで日本が危ないと多数の投資家が思われてしまったため、
一気に円売が加速し、かなりの円安となりました。
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