利食い
建玉を含み益が出ている状態でポジション決済し、利益を確定させる事。
英語では「テイクプロフィット」といい、「TP]と省略される。
FXには二つの利食いがあり、一つは値上がりした通貨を売って利益を出す「利食い売り」、もう一つは値下がりした通貨を買い戻して利益を出す「利食い買い」がある。
利食いの反対の意味を持つ言葉が「損切」である。
FXでは利食いできれば儲かるため、そのタイミングを測ることが重要である。
適切な利食いを行うために利用するのが移動平均線やローソク足などのテクニカル指標を用いたテクニカル分析である。
またFXにおける格言の一つに「利食い千人力」というものがある。
この言葉は、利益が少しでもあるならその場で決済すべきであり、利食いとは専任の力を得たぐらい価値があるという意味である。
欲を出さず早めに確定させろという戒めでもある。
例文
Aさん「予想通りどんどんドル円があがってきてる!」
Bさん「よかったね、利益確定してるならそろそろ決済したほうがいいんじゃない?」
Aさん「いや、まだ早いよ。もう少し待っても問題ないと思うよ。」
Bさん「でも利食い千人力というし、欲を出しすぎると危ないから気を付けてね。」
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