サマータイムはいつからいつまで

FXをしていると、よく夏時間・冬時間というキーワードを耳にすると思います。
この夏時間(サマータイム)は、ヨーロッパ、北アメリカ地域とオセアニア地域の各国で採用されている制度です。

サマータイムとは夏を中心に時計を1時間進めることで明るい時間を効率的に使い、
夜を休息と余暇に当てることが主な目的で始まりました。

昼の明るい時間を長く確保するという目的の性質上、基本的には夏の日照時間が長い高緯度の国で施行されている場合が多いです。

なので、アメリカでもハワイ州など、導入していない地域もあります。
まぁハワイは常夏の島ですから、夏時間も冬時間も関係ないんですかね。

よって夏時間と冬時間の実施時間が各国で異なる中、
当社俺のMT4では米国東部標準時で適用されるサマータイムを採用しています。

夏時間が適用される期間と取引時間の目安としては以下になります。

夏時間:3月の第2日曜~11月の第1日曜
取引時間:日本時間 月曜日午前6:05~土曜日午前5:50

なお、冬時間の取引時間は以下になります。
取引時間:日本時間 月曜日午前7:05~土曜日午前6:50

簡単に説明すると、夏時間は冬時間より1時間早くなります。

この期間は、指標発表の時間も変わってきます。
雇用統計であれば、冬時間の場合、日本時間22時半の発表だったものが夏時間になると、21時半になります。

長年、FXをされていた人にはお馴染みですが、FX初心者の方ですと気づかないうちに指標発表が終わっていたなんてこともよくあるようです。
初心者の方は、4月と11月もしくは12月の雇用統計の発表に関しては注意してください。

ところが、現在サマータイムの本場とも言える米国の一部の州で、またEUでもサマータイム廃止を検討する動きが進んでいるとの報道があります。
近年サマータイムによる脳卒中などのリスク増加を示唆する研究が発表され、アメリカ各地の州議会から再検討を求める声があがっているようです。

 
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