FXでスワップと通貨について

FXのスワップポイントは取引する通貨の金利差によって決定します。

 市中金利の決定機関は各国の中央銀行です。アメリカの金利の場合、FRB議会で決定され、FRBが決める金利のことをフェデラルファンドレート、略してFFレートと言います。

 ご存知のとおり、日本は 2018年現在でも世界的にも珍しいくらい低金利政策を進めています。一方でトルコリラ通貨、南アフリカランド通貨は金利が高い通貨で、その通貨のスワップ金利は高いということになります。買いポジションを持つ場合は日々のスワップポイントが入ります。逆に売りポジションを持つとその分だけ支払いが多くなります。

 言い換えますとトルコ通貨や南アフリカ通貨はマイナー通貨でもあり業者としても保有しているだけでリスクが高い商品となります。したがって取扱っているFX業者も20数社~30社とそれだけ少なくなっております。保有リスクなどについては、自己資本規制比率に影響が出てきますのでFX事業者としても取扱うためには、それ相応のリスク回避の方法で実質的な運営リスクを排除しながら取扱うことになります。

 
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