EA取引と裁量取引

当社でおすすめしているEA取引に対して、手動による取引を裁量取引といいます。

入社する何年も前、私自身FX取引を経験したことがあります。
レバレッジ規制以前の時代で、世田谷の主婦による4億円利益の脱税騒動のあとぐらいだと思います。
当時はMT4の存在を知らず、裁量で取引を行っておりました。
とはいえ、 物は試しという気持ちで、ドル円の何分かの値動きを見つつ、適当に1000通貨程度の証拠金で売買を行っていました。

エントリーから決済までの時間は数秒程度でしたので、当然利益も少なく、もちろん全勝するはずもなく、俗に言う
「コツコツドカン」の繰り返しでした。

ちょっとずつ、利益を重ね、大きく負けるパターンです。

決まったルールを研究し、その状況が出たときにエントリーする、それまでは待つというような時間もありませんでしたので、当たり前ですが儲かるはずがありません。

「ドカン」となる原因は損切のタイミングが悪いということになりますので、これもルールどおりに決済する方がいい結果となるはずです。

早くからMT4やEAを知って、利用していればよかったなと思います。

もちろん、裁量取引でプラスになっているお客様も多いですが、ご自身のルールによって行っているのであれば、それはご自身がEAとなって取引しているのと同じようなことだと思います。

もしくは、強運のある方ですね。

ところで、当社HPでは毎月の顧客損益状況を掲示しております。
これは手数料やスワップ金利を含めたもので、EAを利用した取引でどのくらい利益を得たかの結果となります。
例えば2018年11月の結果(損益率101.14%)の場合、100万円でスタートして、月末で101万1400円で終わったことを表します。

お客様全体での数値にはなりますが、この月も投下資金以上のリターンを得ることができました。

今後どのように推移していくのかについては、コンプライアンス上、断言はできませんが、私の意見としては今までの流れから大いに期待しています。

これからは人工知能、AIの時代といわれております。
今のEAは人工知能ではございませんが、レートのデータを蓄積し、手法を変えていくような自動取引が出てくる時代になるのではないかと考えております。

 
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