ロスカット水準の変更および追加証拠金ルール追加のお知らせ

平素より、FOREX EXCHANGEをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

 すでにご案内の通り、2018年9月3日より、FOREX EXCHANGEでは『俺のMT4』にて、以下の2点について運用を変更いたします。

(1)ロスカット水準の変更
 有効証拠金が必要証拠金を下回った時点(証拠金維持率100%未満)でのロスカット実施から、
有効証拠金が必要証拠金の75%以下となった時点でのロスカット実施となります。
ロスカットの説明は【ロスカットと証拠金維持率について】ページを参照ください。

(2)追加証拠金(追証)および強制決済制度の導入
 当社が定める「追加証拠金判定時」において、「余剰証拠金(出金可能額)」がマイナスとなっている場合、翌日の「強制決済判定時」までにマイナス分を追加証拠金として入金していただくか、追加証拠金判定時に保有するポジション決済によって、追加証拠金額分を充当していただく必要があります。
 なお、価格変動によるマイナス分の回復は対象とはなりません。また、翌営業日が銀行営業日でない場合は、追加証拠金判定は行いません。
追加証拠金および強制決済についての説明は【追加証拠金および強制決済について】ページを参照ください。

≪導入目的≫
ロスカットについては、大きなマイナスが発生することを予防する制度である反面、評価損益が確定損益となる売買であるため、その回数が多ければ、資金効率や投資戦略の見直しが必要となります。
 
 EAによる自動取引において、複数起動やパラメータの設定不備などによって意図せずに証拠金維持率100%水準までポジションを保有する設定となった場合、値動きによってはエントリー直後にロスカットを繰り返す可能性がございます。

 今回のロスカットの水準を下げる改訂によって、エントリー直後のロスカットを繰り返すような事態を防ぎ、EAロジックの想定外となる決済を減らすことで、EA本来のパフォーマンスを実現する精度が高まるものと考えております。

≪ロスカット基準を100%から75%へ変更することのお客様のメリット≫

下図のように相場が動いたときに、ロスカット基準100%の場合はロスカットされてしまいますが、ロスカット基準75%の場合は、ポジションを所持し続けることができ、機会損失を防げます。

追加証拠金判定時に、有効証拠金が必要証拠金を下回ったときは追加証拠金が発生いたしますが、強制決済判定時までに追加証拠金を解消すればポジションを所持し続けることができます。

≪ロスカット基準を100%から75%へ変更することのお客様のデメリット≫

下図のように相場が動いたときに、ロスカット基準75%までロスカットされないため、ロスカット基準100%と比べるとロスカットされた時の証拠金の想定残高が約25%少なくなります。

≪承諾について≫
今回の変更についてご承諾頂けない場合、『俺のMT4』でのお取引が出来なくなります。(変更内容についてご承諾頂く場合は、特に手続きは不要です。)
ご承諾頂けない場合は、大変お手数をおかけ致しますが弊社カスタマーサポートまで、メールまたは書面にて、ご承諾頂けない旨の意思表示をご連絡頂けますようお願い申し上げます。
また、平成30年9月3日以降、『俺のMT4』でお取引を行われたお客様については、ご同意頂いたものと見なします。
こちらの内容につきまして、不明点やご質問などございましたら、お気軽にお問い合わせください。
今後も更なるサービスの拡充に努めて参りますので、変わらぬご愛顧をよろしくお願い申し上げます。