団子状態のトップ争いで終盤の重要局面に突入
EA-1グランプリは、4月24日(金曜)クローズまで!
すなわち、残すところあと3週間となりました。
先週、米国雇用統計というビッグイベントを終え、
残すスケジュールとして注目なのは、欧米圏でのイースター休暇でしょうか。
今週10日(金曜)と来週13日(月曜)に休場となる市場があることで、
流動性が低下する一方、投機的な値動きが発生する可能性もあり、大会終盤に重要な影響を及ぼしそうです。
それでは、これまでのUSD/JPYとEUR/USDの値動きを振り返ってみます。
下チャートのように、いずれも大会前までの変動幅を大きく上回って、大陽線・大陰線が形成されていることが分かります。
大荒れの相場になったわけです。
具体的に、週足ベースでどれくらい動いたのか?
それを数値化したのが下表で、赤文字は3円(300pips)以上の変動を示しています。
大会以前は、200pipsも変動すれば「よく動いたなあ」という印象が強かったものですが、
それを大きく上回る変動が、現実として毎週のように起こったのです。
これの流れが、イースター休暇および休暇明けに向けて、どのように変化していくのか、注目です。
EA-1グランプリ開催中・週足ベースの変動幅(高値ー安値)
週 | USD/JPY変動幅 | EUR/USD変動幅 |
2/3週 | 170.8pips | 152.3pips |
2/10週 | 57.3pips | 130.2pips |
2/17週 | 256.6pips | 85.5pips |
2/24週 | 417.2pips | 247.8pips |
3/2週 | 358.3pips | 318.3pips |
3/9週 | 731.9pips | 440.5pips |
3/16週 | 635.8pips | 599.0pips |
3/23週 | 396.1pips | 511.3pips |
3/30週 | 180.6pips | 371.4pips |
さて、大会はと言うと、
令和のだぶるいー「Nanpin_Boy_USDJPY_M1_V1」と、
カメ吉「TSF7_EXC」が、前週と同じく首位、2位をキープすることとなりました。
とはいえ、2位以下は僅差であり、まだまだ逆転は射程圏内と言えそうです。
そして注目は、4位のわいりぃFX「滝登りUSDCAD」以外は、USD/JPYを対象としたEAであること。
やはり、今後のUSD/JPYの値動きが、大会クライマックスの鍵となりそうです。
口座残高ランキング・2020年2月3日~4月3日集計(4月3日NYクローズ時点)
順位 | 開発者名 | EA名 | 口座残高 |
1位 | 令和のだぶるいー | Nanpin_Boy_USDJPY_M1_V1 | ¥1,401,289 |
2位 | カメ吉 | TSF7_EXC | ¥1,225,841 |
3位 | Panda- | Panda-EX_USDJPY_M15 | ¥1,172,813 |
4位 | わいりぃFX | 滝登りUSDCAD | ¥1,142,142 |
5位 | FX貴族 | ニューヨークスキャル | ¥1,134,420 |
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さて、この記事の後半ではいつもの通り、ワタクシ【FXくん】が独断と偏見で選んだ、注目EAを紹介していきます。
【2つのロジックを搭載】損小利大にこだわった!Fish水野
「鰤」は、2ロジックEAで、複数の移動平均線でトレンドを確認し、プライスアクションもしくはオシレーターの判定によりエントリーする、シンプルなロジックです。
取引対象はUSD/JPYで、各ロジック10万通貨ずつ、最大20万通貨ポジション保有。
基本的にはトレンド相場を得意とし、デイトレ~スイングでトレードします。
こだわりのポイントは、「個人的に損小利大のEAが好みで、利が伸ばせそうなポイントでのエントリーを意識して製作しました」とのこと。
ロジック1はSL40pips/TP140pips(内部ロジック決済アリ)、ロジック2はSL30pips/TP40pipsの設定で大会に挑みます。
ツイッターID:@mazimazi_paisen
【USD/JPYの朝スキャ】複利でハイリターンを狙う!Wealth Tech Systems株式会社
「VICTORIA」は、USD/JPYの朝スキャロジックで、複利運用で回していくタイプ。
戦略を伺うと、「今回のEAは勝率が高く、しかもドローダウンが小さいのが特徴です。
そのため複利運用と相性がよく、大ロット運用できることを活かして大きな利益を上げることを目指していきます」とのお答えでした。
カーブフィッティングにならないように工夫を凝らしてあり、実運用で利益が確実に出てくるようにこだわったそうです。
ツイッターID:@SystemsWealth