情報発信やメディア露出の多い4人をピックアップ! EAの概要と戦略を聞いてみた

EAの天下一武道会!はじまりました

さあ、2020年2月3日(月曜)の市場オープンから始まったEA-1グランプリ。
これから約3か月、4月24日(金曜)のクローズまでの運用成績を競います。
参加するのは、37名のEA開発者です。ルールについては下の大会概要ページをご確認ください。
さて今回は、参加者の中から、ワタクシ【FXくん】が注目する開発者をピックアップしていきます。

大会概要
https://www.forex-exchange.co.jp/newsrelease/grand1219/

前回記事
https://www.forex-exchange.co.jp/grand_prix/001/

【注目選手(1)】ロビンスカップ準優勝者!Trader Kaibe

ロビンスカップ日本版で準優勝、EAのみでの運用者としてはナンバーワンの実績を誇ります。
「Flashes Hyper for EURUSD」は、ダウ理論に基づいた押し目買い、戻り売りを狙うEA。
長期足でトレンドを判断の上、1分足でトレード。デイトレード寄りのスキャルピングを行うという王道のロジックです。

今大会に臨む戦略は、証拠金不足にならないギリギリのロットを、複利で張っていくというもの。
その意図は、
「(1)EAは1つのみ
 (2)自分で止めたり動かしたりできない
 (3)途中で設定値を変えられない
 (4)3か月という短い期間…
という大会ルールにより、実力よりも運の要素が強い戦いであると考えられ、
フルベットで勝つか負けるかという戦い方をする必要があるから」とのことです。
対象とする通貨ペアは、最近比較的落ち着いた動きで推移するEUR/USD。
USD/JPYやGBP関係よりもテクニカルが通用しやすい時間が長いだろうと予測しています。

ツイッターID:@K_FLASHES

ブログ:FX自動売買使いこなし理論

【注目選手(2)】EA社交界の重鎮!FX貴族

EA界隈での貴族的社交により、他開発者のさまざまなロジック、EAアイデア、オフレコ情報を知る男。
「ニューヨークスキャル」は、ニューヨーク市場の時間帯にのみエントリーする、時間制限型のスキャルピングEA。
朝スキャルがあるなら、夜スキャルも作れるだろう、という発想のもとに開発されました。
USD/ JPYの5分足にて、10万通貨取引で利益を積み重ねます。

「時間限定でトレードすることで、市場の特性にフィットした高い収益性を実現しました。
アジア時間のトレードを避けることで、スプレッドも狭く、非常に有利な条件でトレードできます」とのことです。

ツイッターID:@yenpetit

ブログ:FX貴族のEA開発ブログ

【注目選手(3)】自動売買アンバサダー!小野ですa.k.aおの the Happiness

FX系YouTuberとして活躍し、自動売買運用の様子を公開中。
今大会屈指のイケメン枠であり、
1.3万人を超えるチャンネル登録者を抱えることから、注目せざるを得ません。

「東京BABYLON」は、
特定の時間帯のみエントリーし、ナンピンも使いこなすロジック。
1万通貨のスキャルで利益を積み上げます。
得意とするのはレンジ相場で、
「大会中に大きなトレンドが発生しなければ勝てるようなものにしました」とのこと。

今大会専用に、このEAとして用意してくれたそうです。

ツイッターID:@damage2525

YouTubeチャンネル:小野です FXトレーダー

【注目選手(4)】最も億トレのロジックを知る男!鹿内武蔵

国内唯一の為替月刊誌『FX攻略.com』の元副編集長。
億トレをはじめ、数多くのホンモノのトレーダーへの取材を通じ、
その頭脳には数百のロジックがインプットされているとか。

「クラッシュ君」は、相場にクラッシュが起きたときに、高確率で利益をかっさらう設計。
言い換えれば、平常時はピクリとも動きません。
実際にショック待ちで億トレを成し遂げたトレーダーへの取材経験から着想を得た、
変わり種のロジックです。

「いつ起きるか分からず、仮に起きてもそのタイミングでエントリーして稼ぐことは極めて難しい、
フラッシュクラッシュ(2019年1月)、
チャイナショック(2015年8月)、
東日本大震災による急変動(2011年3月)
のような極端にヒゲが伸びる相場を狙い撃つEAです」とのこと。

また、ポジションを取らなければ少なくとも負けないという、
個人投資家のメリットを最大限に生かす狙いもあるそうです。

ツイッターID:@fx_musashi

ブログ:FXライター鹿内武蔵のグルトレ検証ブログ(会社やめたい人向け)

以上で紹介したように、王道も奇策も、なんでもござれ。
さまざまな参加者の思惑が入り乱れた大会が、いよいよスタートしました!
次週からは、大会の状況もお伝えしていく予定です。