ロスカットと損切の違い

FXのチャート画面

俺のMT4でFX取引をする際に考えておかなければならないことの一つに強制ロスカットがあります。

強制ロスカットになるとすべての建玉を決済することになります。
しかも、強制ロスカットが施行されると成行注文で決済されてしまいます。
お客様におかれましては、証拠金維持率に十分注意してください。

ロスカットとは

そもそもロスカットとは、お客様が保有しているポジションの含み損がある一定に達した時に行われます。
弊社だけでなく、どのFX会社でもこれは強制的に行われます。
このように書くと、お客様に対して意地悪をしているように感じるかもしれませんね。

でも実際には、逆でお客様の資金を守るために施行しているのです。
このロスカットが行われなければ、マイナスが更に進んでいき、口座残高が全てなくなってしまう可能性があります。
そのような事態に陥らないためにロスカットという仕組みがあるのです。
意外と悪いように見えるのですが、顧客の資産を守るための措置となっています。

損切との違いは

損切とロスカットは似ているようですが、少し違います。

損切はお客様ご自身で設定して頂くものです。

例えとして、ドル円を110円で1ロット買いのポジションを持った時、
自身の余剰資金を考えて、105円まで下がったら売り注文を出すように、予め注文を入れておく。

損切はお客様ご自身でポジションを決済するもの
ロスカットはFX会社がポジションを決済するもの

このような違いがあります。

ロスカットにならないためには

証拠金を追加で入金し、有効証拠金額を増額し、証拠金維持利率を上昇させる
建玉の一部を決済し、証拠金維持率を上昇させる

両方とも証拠金維持率を上げることが大事になってきます。
しっかりと計算して取引を行いましょう。
証拠金維持率の計算式はこちらに貼っておきますので参考にしてください。
ロスカットについて

ご自身でもロスカットにならないように、損切注文を入れておく癖をつけておくといいかもしれません。
※弊社でのロスカットは証拠金維持率が75%以下になった時に発動されます。

FOREX EXCHANGEの対応

弊社では、有効証拠金が必要証拠金を下回ったお客様に対して、追加証拠金発生のお知らせメールをお送りしています。
内容を記載すると長くなってしまうので、要点をまとめます。

1、強制決済判定時までに追加証拠金以上の入金をして頂く。

これにより、有効証拠金が必要証拠金を上回りますので解決となります。

2、現在のポジションを決済を行う。

これにより、必要証拠金額が減るので、有効証拠金を下回り解決となります。
こちらが対処方法となります。

 
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