戦後からのアメリカドルと日本円相場の流れ

戦後間もない1949年から、ドル円レートは1ドル360円という固定相場が採用されていました。
そんな中、1954年から1973年まで日本は高度経済成長と呼ばれる、とてつもない成長を遂げました。
そして1971年、ニクソンショック(一方的なドルの金への兌換を停止)により金本位制が終結し、同年にはスミソニアン協定によりドル円レートは1ドル308円となりました。
現在のような変動レートとなったのは、1973年からです。

1973年、第一次石油ショックにより1976年まで1ドル300円近辺で推移し、アメリカの景気拡大の影響で日本の輸出が伸び、1978年には1ドル180円を下回るほどまで円高が進みました。

1979年には第二次石油ショックにより1ドル220円ほどまで円安となり、1985年にはドル高是正についてのプラザ合意により1ドル160円を下回るなど値を上げ、翌年には1ドル130円まで値を上げました。

湾岸危機やバブル景気を経て、1995年には1ドル79円台の高値を記録しました。
それからバブル経済が崩壊やアジア通貨危機などの影響で円安へと進み、1998年には1ドル140円台まで値を下げました。

2000年には1ドル103円台まで値を上げましたが、2001年のアメリカ同時多発テロ事件により1ドル130円台まで値を下げました。

景気回復の波により、2004年には1ドル100円付近へと値を上げましたが、ゼロ金利対策が足を引き、2007年には1ドル124円へと下落しました。

2007年にはアメリカのサブプライムローンによる問題が発覚し、1ドル112円まで急騰、2008年には1ドル100円を切って95円台まで円高が進んだ。
その後、1ドル100円台まで戻しましたが、世界同時株安や2011年の東日本大震災などにより日本円が買われ、1ドル75円台まで値を上げました。

2012年には第2次安倍政権発足、2013年には日本銀行総裁に黒田氏が就任したことで、大規模な量的金融緩和を始めたことで1ドル90円台、2015年には1ドル120円台と円安ドル高方向となりました。

2016年には円高が進み、1ドル100円を切って98円台を付けましたが、アメリカ大統領にトランプ氏が就任したことで円安ドル高が進みました。

このように、アメリカドルだけを見ても戦争や政治、経済情勢、はたまた天変地異など、様々なことで値が動くことがお分かりいただけたと思います。
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