MT4によるEAのすすめ

EAの特長は自分で相場を見ることのできない時でも取引を行えることです。
日中の多忙な時間や就寝時間など普段なかなか相場をみることができない時間帯でも取引を行えるほか、裁量取引で限界のある、多くの通貨ペアの相場を同時に監視することができますので、チャンスを逃すことなくトレードできます。

他のメリットは、メンタル面での影響を受けないことですが、今回は省略します。

一方のデメリットはテスト結果と異なる場合がある点です。これはいずれにせよ、利用してみないとわからないですし、優秀なEAであっても損失が発生することがありますので、これも省略します。
むしろ、リスク管理をより慎重に行う必要があることではないかと考えております。

業務上、お客様のトレード内容を確認する必要がありますが、「ひょっとして設定を間違えているのでは」と思われる取引も少なくありません。
もちろん、ロジックはわかりませんので正常な動きなのかもしれませんが、短い時間で多くの取引を行い、それらがことごとく損失を出しているような場合は、間違った設定をしている可能性が高いのではないでしょうか?

EAの利点である自動売買であっても、完全なほったらかしは危険です。
一度、設定してしまえば、終了まで取引を続けますので、トレード内容は適度に確認していただき、想定と異なる動きをしている可能性が高いEAは設定の見直しや、利用の中断などを検討していただきたいと思います。

設定に限らず、レンジ相場に強いもの、トレンドに乗るものなど相場動向での向き不向きもあると思います。

なお、どんなEAを利用するかは投資手法により様々ですが、個人的な見解としては、指標発表時などの価格の急変時にエントリーし、瞬間の値幅を狙うものは避けた方がいいように思います。

もちろん、売り買いを同時に発注したり、短い時間でEAが決済するなどのリスクを抑える手法が設定されていますが、急変時自体、スプレッドが拡大したり、スリッページが発生するなど、リスクが多い局面です。

相場の急変が予想される、連休明けや年末年始などの取引は、ポジション管理や資金管理に注意するようアナウンスしておりますので、そのタイミングでエントリーするタイプは避けていただきたいところです。