たった十数日で2019年の年間変動幅を上回る！

ドル円をはじめ、多くの通貨ペアが暴落・暴騰しています！
振り返れば2月20日、9か月ぶりに111円を上回ったと歓喜に沸いていたものですが、
今となってはただ一時の出来事。
そこから逆V字で鋭角に切り返し、大陰線を作りながら転がるように101円台まで下げてきました。

2019年のドル円の変動幅は約8円で、退屈な相場だと言われていました。
その変動幅を、わずかな日数で上回る”大荒れ相場”がやってきたのです。

そして注視すべきは、
2019年年初のフラッシュクラッシュでつけた安値（104.215円）を、割り込んでしまったこと。
これにより、次の安値である100円割れ水準までもが意識される環境となっています。

そんな大荒れの相場環境の中、EA-1グランプリの上位争いも激化しています。
Hikouemon「タピオカエクスチェンジ」がさらに利益を重ね、＋509,584円で首位固め、
そう簡単には追いつけそうにないリードをつけました。

そして二位にはランキング圏外から木里ゆう「あさぽん」が飛び込み、＋386,740円で首位を追いかけます。

なお、このランキングは3月6日（金曜）のNYクローズ時点での成績です。

3月9日（月曜）のクラッシュは含まれておらず、こちらを含んだ成績発表は来週となります。
果たして、明らかに相場自体がコワれた状況で、どのEAが勝ち残っていくのでしょうか!?

2020年2月3日～3月6日集計結果

リアルタイムで成績が分かる！EA-1グランプリ成績一覧
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さて、この記事の後半ではいつもの通り、ワタクシ【FXくん】が独断と偏見で選んだ、注目EAを紹介していきます。

【4つの通貨ペアで運用】取引数は多く、トレードは短く！FX@MT4・MT5

「shinden」は、 “大数の法則は機能する”という考えに則り、取引数がそれなりにあるように、なおかつできるだけポジション保有時間が短くなるように設計。

通貨ペアは、 USD/JPY、EUR/USD、AUD/CAD、EUR/AUDの4つが対象です。
過度なリスクを取らないように、システムでロットを調整し、ポジション保有時間が短い戦略ではロットを多くするようにしています。

「主要通貨ペアのEUR/USD、USD/JPYは取引コストが低いので、積極的に取引する戦略をとっています。逆にマイナー通貨ペアのAUD/CAD、EUR/AUDは取引コスト、リスクともに高いので、取引数を抑えた戦略をとっています」とのことでした。
ツイッターID：@BBTMT41

【複利＆高リスクで参戦】東京時間のみで取引判断！ Alexa

「優勝候補No1」は、 東京市場の時間帯でのみ取引開始を判断するEA。
東京時間に形成されやすいレンジ相場を得意とし、EUR/USDにてスキャルピングで利益を積み重ねます。
また、複利で運用を行うのが特徴です。

かなりの時間を要して検証してきたロジックのため、優位性についての自信はあります、とのこと。
過剰最適化の予防策として、独自に考案したウォークフォワードを採用。
直近から数年前までの期間の擬似ウォークフォワードの成績が良いことを確認しているそうです。
今大会への戦略としては、「期間が決まっているため、いかに残高を増やせるかが勝負となります。
そのため、ギャンブル性は高くなりますが、複利機能を使い高リスクロットにて取引を行う仕様にしました」と語ってくれました。

ツイッターID：@Alexa_EABuilder

ブログ：Alexa
https:///alexa-fx.com